v1.9 リリース
1.9.10 - 1.9.12
- 複数の Function input に同じ Path が設定されている場合、キャンバス診断でエラーとして検出されるようになりました
- エクスポートしたキャンバスJSONに schemaVersion が含まれていない問題の修正
- キャンバスのデータ構造を最新にマイグレーションする処理の一部が正しく実行されず、Function Input の Path など、一部のプ ロパティの値を変更しても元に戻ってしまう問題の修正。この問題は、v1.6.0 より以前の StudioApp で作成されたキャンバスの場 合に発生していました。
- 連続してデプロイするとエラーが発生し、デプロイを反映させるにはcircuitを削除する必要があるバグを修正しました。
- キャンバスJSONインポート時に schemaVersion が正しくマイグレーションされない問題の修正
1.9.9
- プロジェクトを開くとき、読み込みに 5 秒以上かかるとプロジェクト一覧に戻ってしまう問題の修正
Path
プロパティの末尾に半角スペースが存在する場合、キャンバス診断処理が高負荷になりフリーズを引き起こす問題の修正
1.9.8
- 「このスペースを削除するには、スペース内のすべてのプロジェクトを先に削除する必要があります。」ダイアログの OK ボタンを押してもダイアログが閉じない問題の修正
- ワークスペースの外にパイプラインまたはハンドラーノードがあるとキャンバスの診断が正常に動作しない問題の修正
このリリースノートには、v1.8 での変更点も含まれています。
主なアップデート
- 破壊的変更
- ノードの
id
の頭文字に数字を使えなくなりました。
- ノードの
- 新機能
- エッジの新しい種類「説明線」
- キャンバスバージョン履歴
- Blueprint パネルの差分ビュー
- 最初のワークスペースを追加するボタン
- 改善
- ワークスペースの外にあるノードが半透明で表示されるようになりました。
破壊的変更
- ノードの
id
の頭文字に数字を使えなくなりました。キャンバスにこの問題がある場合は問題パネルにid
が不正であることが表示されます。
新機能や改善
- エッジの新しいスタイル: エッジの種類に「説明線」が追加され、フローとして意味を持たない線を描画できるようになりました。これまでのエッジは「フロー線」として区別されます。また、エッジのクリック領域が広がりクリックしやすくなり、エッジの太さや丸みが調整されました。
- 新しくノード同士をエッジで接続したとき、エッジの種類は自動的に判別されます。
- フローとして接続可能なノードの組み合わせが厳密にチェックされ、問題がある場合は「問題タブ」に表示されるようになりました。
- ワークスペース外のノード: ワークスペースの外にあるノードが半透明で表示されるようになり、デプロイされる対象が分かりやすくなりました。
- 最初のワークスペースを追加するボタン: キャンバス下部に「ワークスペースを追加する」ボタンが表示されるようになり、最初のワークスペースの追加が簡単になりました。
- ワークスペース化機能: 選択しているノードをワークスペース化する機能が追加されました。Ctrl/⌘ + G またはコンテキストメニューから実行できます。
- キャンバスバージョン履歴: デプロイ、テンプレート発行・更新時にキャンバスの状態が履歴として保存されるようになり、過去のバージョンに戻せるようになりました。任意のタイミングでキャンバスの状態を保存することもできます。
- Blueprint 差分ビュー: Blueprint パネルに差分ビューが追加され、過去のバージョンから変更された箇所を確認できるようになりました。
- スペースの削除: 一つもプロジェクトが含まれていないスペースを削除できるようになりました。
- Port の初期値の変更: エンドポイントノードの Port の初期値が 80 から 8080 に変更されました。
- Sideapp と Function ノードの Image URL が省略されて表示されるようになり、プロパティパネルにも表示されるようになりました。
- "−" ボタン(削除ボタン)の実行に 2 段階の操作が必要になり、意図しない削除が起こりにくくなりました。
- ヘルプボタンがヘッダーに移動されました。
- ファーストページの変更: ログインしたとき、所属している組織があればその組織のプロジェクト一覧ページが開かれるようになりました。
- スペースページへのリダイレクト: 所属していない組織のスペースページにアクセスしようとしたときのリダイレクト先が改善されました。
- その他 UI のスタイルやアクセシビリティの改善
- プロジェクトの削除(ゴミ箱へ移動)/サーキットの削除により Pipeline 関連のリソースも削除されるようになりました。
Bug 修正
- デプロイダイアログの Submit ボタンにローディングアイコンが表示されない問題
- シークレットの登録と更新ダイアログの Submit ボタンにローディングアイコンが表示されず、エラーが発生してもなにも表示されない問題
- Blueprint パネルの幅を広げた状態でプロパティパネルを表示したりブラウザの幅をリサイズすると、プロパティパネルが画面の外にはみ出してしまうことがある問題
- 一部のプロジェクトやスペースカードのコンテキストメニューの内容が適切な権限に応じていなかった問題
- 組織のゲストユーザーのとき「Something went wrong」というトーストが表示される問題
- どの組織にも所属していない場合、スペースやプロジェクトのシェアダイアログでの操作が終わらない問題
- コンテキストメニューが他の要素に隠れて表示されることがある問題
- ダイアログ上にあるセレクトを開いた状態でダイアログを閉じると、コンテンツがクリックできなくなることがある問題
- ユーザーのメールアドレスを複数入力する UI にフォーカスがあるとき、Tab キーを押しても次の要素にフォーカスが移動しない問題
- 稀に Undo/Redo が正しく動作しないことがある問題
- ゲストユーザーがキャ ンバス画面でヘッダーのロゴをクリックしても何も起こらない問題
- ボトムパネルや Blueprint パネルをリサイズできないことがある問題
- Windows 環境や CapsLock の状態によってキーボードショートカットが動作しないことがある問題
- エッジの接続先に存在しないノードが指定された場合にそのエッジが不可視で残り続ける問題
- 軽微な文言の修正
- サーキットデプロイ時にシークレットキーと値のペアが指定されない場合、パイプラインが保留されたままになるバグを修正
- Endpoint のパスにおいて"/"で区切られた階層が複数ある場合に指定と異なるパスが設定される問題の修正
- Entity に配列形式のデータを渡した場合、Pipeline のインプット取得で失敗する問題の修正
制限事項
# | 制限 | 備考 |
---|---|---|
1 | Pipeline の FailureHandler は現在バグ修正対応中で利用できません | |
2 | 削除したスペースはゴミ箱には表示されません。 | 将来この制限がなくなった際、これまで削除したスペースもゴミ箱に表示されるようになります。 |