v1.7 リリース
このリリースノートには、v1.6 での変更点も含まれています。
主なアップデート
- Blueprint が v0.6 にアップデートされました。
- プロジェクト一覧の各プロジェクトに、サーキットの存在を示すラベルが表示されるようになりました。
- トリガーのコードや Injection のコードが、キャンバス画面のボトムパネルに新しく追加された「コード」タブに表示されるようになりました。
- テンプレートに Readme を追加できるようになりました。
新機能や改善
- Blueprint v0.6 に対応しました。
- Endpoint ノードに
path
設定が追加されました。Sideapp ノードと接続しているときのみ表示されます。 - Function ノード に
storage
設定が追加されました。 - Function ノードの Input の
predefined
がinjection
にリネームされました。 - Function ノードの Input/Output の各
data
がpath
にリネームされました。 - Sideapp ノードに
resources
設定が追加されました。
- Endpoint ノードに
- アクセス制限
- 組織の設定に Email ドメイン制限が追加されました。 許可された Email ドメインのユーザーだけが組織とその配下のスペースおよびプロジェクトのメンバーになれるように制限することができます。
- クラスターの設定に Email ドメイン制限が追加されました。 許可された Email ドメインのユーザーだけがそのクラスターにアカウントを作成およびログインできるように制限することができます。この設定は Studio の管理者だけが設定できます。
- ホーム画面
- スペース一覧の各カードに共有設定の値がアイコンとして表示されるようになりました。関連して、スペースの共有ダイアログの文言を一部変更されました。
- プロジェクト一覧の各カードに、サーキットの存在を示すラベルが表示されるようになりました。
- キャンバス画面のレイアウト
- プロパティパネルを非表示にできるようになりました。
- Blueprint ビューがポップオーバーからパネルに変更されました。
- ボトムパネルを開いた時に前回の高さが復元されるよう になり、高さを 0 に縮めたときに自動で閉じられるようになりました。
- ボトムパネルに「コード」タブが追加され、Trigger ノードと Injection プロパティのコードがコードタブに表示されるようになりました。
- 「問題」タブの開閉ボタンがキャンバス画面の左下に移動されました。
- キャンバス画面のその他改善
- エクスポートした Canvas JSON ファイルをキャンバスにドラッグ&ドロップしてインポートできるようになりました。
- 表示モードでスティッキーノードのテキストが選択できるようになりました。
- プロパティパネルの「許可 IP アドレス」の各項目に、設定対象を示すアイコンと継承元ノードにジャンプするためのボタンが表示されるようになりました。
- ノードやプロパティパネル内の長い文字列が “…“ で省略されていても、省略されている文字列にアクセスできるようになりました。
- テンプレート
- テンプレートに Readme を追加できるようになりました。CommonMark 仕様がサポートされています。
- メッセージの改善
- 一部の確認ダイアログに操作対象の名前が表示されるようにメッセージが改善されました。
- ログイン関連の一部のメッセージが改善されました。
- メールアドレスの検証が完了していないアカウントでログインしようとした際のエラーメッセージに、再検証ページへのリンクが表示されるようになりました。
- 一部メッセージの多言語対応
- SideApp 改善
- SideApp で使用できるオープンポートの数が増えました。SideApp はデフォルトで様々なポートをオープンできるようになりました。 詳しくは SideApp のページをご覧ください。
- SideApps でマウントされたストレージファイルシステムのパーミッションを変更できるようになりました。
- SideApp の開発を容易にするため、システム環境変数を導入しました。詳しくは Environment Variables のページをご覧ください。
- その他
- 存在しないテンプレートのページにアクセスしようとした時などの一部のエラー時の挙動を改善しました。
- 配備されたサーキットのステータスが改善され、より高速になりました。
Bug 修正
- 権限があるにも関わらずスペース内のプロジェクトに対する一部の操作(デプロイ等)ができないことがある問題を修正
- キャンバスの編集権限がないときにキャンバスのプロパティが表示されない問題を修正
- 編集権限があるにも関わらずキャンバスの許可 IP アドレスを編集できない問題を修正
- 参照権限があるにも関わらずテンプレート一覧に含まれないテンプレートがある問題を修正
- キャンバス画面のヘッダーまたはプロパティパネルでプロジェクト名を変更したとき、最新の名前がすぐに反映されない問題を修正
- 発行されたテンプレートや、コピー&ペーストされたノードやエッジの重なり順が元の順番と逆転してしまう問題を修正
- プロジェクトを開 いた際に、直前に開いていたキャンバスが一瞬表示される問題を修正
- プロジェクトを開いた際に、各種パネルの開閉状態などが意図通りにリセットされていなかった問題を修正
制限事項
# | 制限 | 備考 |
---|---|---|
1 | Function を作成する場合は、exaBaseStudio の GUI からではなく、各種コマンドを使用して、Docker のイメージファイルを作成したうえで、ECR にプッシュする形となります。 | 将来的には開発者が容易に継続的 function 開発ができる環境の実装(バックエンドで、CI/CD の仕組みが実行される等)を提供予定です。 |
2 | Pipeline の FailureHandler は現在バグ修正対応中で利用できません | |
3 | Function と SideApp で利用する Docker イメージは現時点で 2GB までは稼働が安定しており、3GB 以上はまだ動作が不安定になる場合があります。コンテナのディスクスペースははデフォルトで CPU, RAM 4GB が設定されています | |
4 | スペースを削除する機能は現在提供されていません | 意図せず作成してしまった場合、"組織メンバー許可設定" を "スペースメンバーのみ" にして他のユーザーから見えないようにするか、名前を変えて他のスペースに再利用するなどの回避をご検討ください |