v1.5リリース
このリリースノートには、v1.5 での変更点だけでなくv1.3 と v1.4 の変更点も含まれています。
主なアップデート
- 任意のプロバイダーによるソーシャルログインができるようになりました。
- スペース機能が追加され、複数のプロジェクトをスペースにまとめて管理することができるようになりました。
- デプロイされているサーキットを削除できるようになりました。
StudioApp
新機能や改善
- ログイン
- 任意の OpenID プロバイダーを使用したユーザーアカウント制御(ソーシャルログイン)ができるようになりました。どのプロバイダーを使用するかは、Studio 管理者だけが設定できます。
- Email/パスワードによるログインを無効にできるようになりました。これは Studio 管理者だけが設定できます。
- 組織
- 新規ユーザーアカウント登録時に自分の組織が自動で作成されなくなりました。
- Studio 管理者に許可された組織だけがプロジェクトを作成できるように制限する設定が追加されました。デフォルトではすべての組織がプロジェクトを作成できます。
- スペース
- スペース機能が追加されました。複数のプロジェクトをスペースにまとめて管理することができます。
- プロジェクト/キャンバス
- プロジェクトを削除(ゴミ箱に移動)するとき、デプロイされているサーキットも削除されるようになりました。
- プロジェクトを完全削除できるようになりました。
- デプロイされたサーキット全体または任意のワークスペース毎に削除できるようになりました。
- キャンバス画面のヘッダーの組織名やスペース名をクリックしたときそれらのページに遷移できるようになりました。
- プロパティパネルの一部の入力欄の幅を広げることができるようになりました。
- 付箋ノードのコンテンツをクリップボードにコピーできるようになりました。
- キャンバス 画面下部のログパネルが削除されました。
- キャンバス読み込み中にキャンバス画面下部の問題パネルが表示されないようになりました。
- テンプレート
- テンプレート検索ボックスのインクリメンタルサーチのUXが改善されました。
- テンプレート一覧が頻繁にローディング状態になる問題が改善されました。
- テンプレート発行、更新、削除の UX が改善されました。
- その他
- アクセスできない(存在しない、権限がない等)プロジェクトを開いた時にエラーページが表示されるようになりました。
- ページ遷移時のローディング UX の改善
- ユーザー設定画面の日本語対応
- パスワード変更の UX の改善
- アクセスログ取得のために、一部の操作ログが Google Analytics に送信されるようになりました。
Bug修正
- テンプレート詳細画面で Home タブがアクティブ状態になる問題が修正されました。
- キャンバスの表示/編集モードを変更したとき、付箋ノードなど一部のノードが編集できなくなることがある問題が修正されました。
- キャンバス画面のヘッダーに最新のプロジェクト名が表示されない問題が修正されました。
StudioPlatform
新機能や改善
- サーキット削除機能の導入:デプロイされたサーキットを削除できるようになりました。
- ネームスペース削除機能の導入:ネームスペース間内のデータを削除できるようになりました。
- Kubernetesのネイティブ機能を活用したシークレット管理の改善
- すべてのプラットフォームコンポーネントへのロギングを改善。
- 内部メトリクス収集のサポートを追加。
- すべてのプラットフォーム・コンポーネントをリファクタリングし、デプロイメント速度を向上。
Bug修正
- パイプラインが停止する問題を修正。
- デプロイメント・プロセスにおける競合状態を修正
制限事項
# | 制限 | 備考 |
---|---|---|
1 | Functionを作成する場合は、exaBaseStudioのGUIからではなく、各種コマンドを使用して、Dockerのイメージファイルを作成したうえで、ECRにプッシュする形となります。 | 将来的には開発者が容易に継続的function開発ができる環境の実装(バックエンドで、CI/CDの仕組みが実行される等)を提供予定です。 |
2 | PipelineのFailureHandlerは現在バグ修正対応中で利用できません | |
3 | FunctionとSideAppで利用するDockerイメージは現時点で2GBまでは稼働が安定しており、3GB以上はまだ動作が不安定になる場合があります。コンテナのディスクスペースははデフォルトでCPU, RAM 4GBが設定されています | |
4 | スペースを削除する機能は現在提供されていません | 意図せず作成してしまった場合、"組織メンバー許可設定" を "スペースメンバーのみ" にして他のユーザーから見えないようにするか、名前を変えて他のスペースに再利用するなどの回避をご検討ください |