公開アプリのIPアドレス制限の設定
- exaBase Studioでは開発したアプリケーションに対してIPアドレス制限をかけることができます。
- ホワイトリスト方式・IPv4で指定でき、CIDR表記に対応しています。
IPアドレス指定のスコープと継承関係
- 組織全体のサーキットIPアドレス制限とProject内の許可IPアドレスを設定します。スコープと継承関係を考慮していただくことで、適切にIPアドレスを設定いただけます。
備考
ご契約内容やプランによっては、別途ご利用のクラスターにIP制限をかけている場合があります。詳しくは、ご契約情報をご確認ください。
組織のサーキットIPアドレス制限とEndpointのIPアドレス制限の関係
- 組織管理者は、組織全体で許可できるIPアドレスを設定します。開発者は、その組織制限範囲内で許可IPアドレスをエンドポイントに設定します。
- 組織の設定で制限したIPアドレスと、Endpointの設定で許可したIPアドレスを加味し、EndpointのIP制限の範囲が確定されます。両方の設定において許可されているIPアドレスのみアクセス可能になります。
Project内の継承
-
Endpointごとに設定をすることが可能です。Project, Workspaceのレベルで一括して設定を行うこともできます。
-
IPアドレスの設定はProject->Workspace, Workspace->Endpointでそれぞれ親子関係があります。デフォルトでは親の設定が子へ継承されるため、Projectの設定はEndpointまで継承されます。
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WorkspaceとEndpointには親の設定を継承せず、個別に設定することができます。
設定方法
- いずれの設定画面でも
+
からアドレスを設定するアイテムを作成できます。複数追加することが可能です - IPv4で指定でき、CIDR表記に対応しています
Project
-
ノードをなにも選択していない状態で画面右側に表示されるパネルの許可IPアドレスのメニューから設定できます
-
︙
から全て許可
の設定ができます。この項目にチェックをすると0.0.0.0/0が適用されますが、組織に設定されている許可IPアドレスの範囲が考慮され、アクセスを許可します。
-
実際に許可されるIPアドレスは、組織に設定されている許可IPアドレスの範囲が考慮され、BluePrintパネルで確認できます。
WorkspaceとEndpoint
- WorkspaceとEndpointはノードを選択した際に 画面右側に表示されるパネルから設定を行うことができます
︙
から全て許可
および親から継承
の設定を行うことができます- 親から継承された設定はグレーで、ノードごとに設定したものは黒の文字で表記されます。また、組織で設定されているIPアドレス制限の値が表示されます。IPアドレスの左側には、設定対象を示すアイコンが表示されます。親から継承したIPアドレスにホバーすると、継承元ノードにジャンプするためのボタンがIPアドレスの右側に表示されます。