環境変数
- WorkspaceのIDなど予約されている変数があり、利用することが可能です
- SideApp, Trigger, FunctionでCanvas上から環境変数を設定することができます
- シークレットも環境変数として設定して利用します
予約されている環境変数
変数名 | 利用可能なノード | 用途 | 形式 |
---|---|---|---|
EBS_NAMESPACE_ID | SideApp, Function, Trigger | ノードのコンテナが実行されるNamespaceのidです | 12ad92b1c3fcbccd など16桁の英数字でプロジェクト作成時に自動生成されます。Canvas上でノードを何も選択していない状態で 画面右側に表示されます |
EBS_WORKSPACE_ID | SideApp, Function, Trigger | ノードのコンテナが実行されるWorkspaceのidです | ws01 などCanvas上からWorkspaceへ任意に設定できます |
EBS_LAYERID | Function | layeredになっているEntityに接続されているTrigger-Pipelineでのlayeridです | 001 などリクエストにlayer={id}の形式でパラメーターとしてlayeridを付与することで任意に指定できます |
EBS_COMPONENT_ID | SideApp, Function, Trigger | Workspaceのidと該当のノードのidをハイフンで繋いだ値です | Canvas上でWorkspace idと各ノードのidを任意に設定できます。Workspace idをws01 、ノードのidをstreamlit とした場合、この環境変数の値はws01-streamlit となります |
EBS_COMPONENT_TYPE | SideApp, Function, Trigger | ノードの種別です | SideAppの場合 sideapp 、PipelineのFunction の場合 pipeline 、Triggerの場合 trigger となります。 |
EBS_ENVIRONMENT | SideApp, Function, Trigger | exaBase Studio環境とローカルなどのその他環境を区別するための値です | exaBase Studio環境では自動的に true が設定されます。 |
EBS_STORAGE_MOUNTPOINT | SideApp, Function, Trigger | Storageに関する情報が格納されるルートパスです。内部用の変数であり、ユーザーがこの変数を活用することは意図されていません。 | 固定値のパスが設定されます。 |
環境変数の設定
- SideApp, FunctionおよびTriggerノードを選択すると表示される画面右側のパネルから
+
を押し、Key
とValue
を設定します - 登録済みのシークレットもこのインターフェースから環境変数として設定が可能です。シークレットの利用方法についてはこちらを参照してください
利用方法
- osレベルの環境変数として利用できます。
- サンプルとしてPythonコードであれば以下のようにkeyを指定して利用が可能です
import os
print(os.getenv("key"))