テンプレート管理

exaBase Studioのテンプレートには2種類あります。

1. 標準テンプレート

テンプレートのページから、最新版のテンプレートを確認できます。テンプレートの利用方法については、アプリ構築 / サンプルプロジェクトを使用のページ内、「標準テンプレートを利用したアプリ構築方法」のセクションをご参照ください。

組織のカスタムテンプレートを独自に構築できる機能についてご紹介いたします。上手く構築できたアプリケーションを組織のテンプレートとして登録することで、組織の中でアプリケーションの再利用ができます。これにより業務効率化にお役立ていただくことが可能です。

テンプレートはある時点でのCanvasの状態を保存しておくことができます。組織ごとに管理され、ユーザーは所属している組織を横断してテンプレートへアクセスできます。
テンプレートの利用とはテンプレートとして保存されたCanvasの状態をコピーし、任意のCanvasへペーストすることを指します。このため、テンプレートとペーストされたCanvasの間には関係性がマッピングされることはなく、いずれかが変化したとしても影響を受けることはありません。
テンプレートとテンプレートを構築したプロジェクトには関係が作られ、プロジェクトのCanvasからテンプレートを更新することが可能です。Canvasの更新にはユーザーによる更新内容の公開が必要となるため、Canvasの内容を書き換えてもその変更が即座にテンプレートに反映はされません。
テンプレートと関連付けられたプロジェクトを削除するとテンプレートも削除されます。また、プロジェクトをゴミ箱からリストアしてもテンプレートには反映されず、テンプレートとして再度公開する必要があります。
構築されたテンプレートへのアクセス・更新・削除などの権限についての詳細はロールを参照してください。

テンプレートのバージョン管理

テンプレートのバージョンを管理する機能は現在は提供していません。Canvasのバージョン管理機能とあわせて開発を進めています

登録したいCanvasがあるプロジェクトを開き、画面上部の ︙ メニューから テンプレートとして公開 を選択します
表示されるダイアログから、テンプレートの名前、説明、 Readme を記載します。名前と説明については、テンプレートのユーザーに対する概要や利用方法を説明するだけでなく、検索する際の検索対象となるためキーワードをピックアップして記載することも効果的です。Readme は、 CommonMark 仕様で記述できます。
登録 ボタンを押すとプロジェクトが存在している組織内に公開され、テンプレートのリストに追加されます。

テンプレートの更新・非公開化にはテンプレートの元となっているプロジェクトで管理者かパブリッシャーの権限を持っている必要があります。
テンプレートの元になっているプロジェクトを探すにはトップ画面のグローバルナビゲーションから Templates を選択し、テンプレートの一覧画面に移動します。
更新や非公開化したいテンプレートを選択し、 Open original project ボタンを押します
テンプレートと関連付けられたプロジェクトが開かれるため、公開時と同様に画面上部の ︙ メニューから テンプレートを更新 あるいは テンプレートを非公開 を押して表示されるダイアログから操作を確定します。