OpenSearch Dashboardテンプレート
OpenSearch Dashboardのモジュールです。OpenSearchクラスタに保存されたデータを可視化し視索するOSSダッシュボードです。データを活用して、様々なチャートを作成し、クラスタを管理できます。
想定ユーザー
データの可視化を通じて分析やモニタリングを行いたいビジネスやITの専門家。
紹介動画
概要
テンプレート動作
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入力
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環境変数
環境変数 内容 SiedeApp名 備考 ES_JAVA_OPTS JVMオプションの設定 opensearch メモリ割り当て、ガベージコレクション、その他のJVMパラメータを調整可能。
例: -Xms500m -Xmx500mOPENSEARCH_INITIAL_ADMIN_PASSWORD 初期パスワード opensearch クラスターの初期セットアップ時に、この環境変数で指定されたパスワードが管理者ユーザーに割り当てられる。 OPENSEARCH_HOSTS クラスターのノードのホスト名 Opensearch Dashboard DISABLE_SECURITY_DASHBOARDS_PLUGIN セキュリティプラグインの無効化 Opensearch Dashboard 開発やテストのためにデフォルトでtrueとなっている。本番利用する場合にはfalseとして適切な設定が必要。 詳細はhttps://opensearch.org/docs/latest/ を参照してください。
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Injection機能による初期設定
- SideApp「Opensearch Dashboard」の
/usr/share/opensearch-dashboards/config/opensearch_dashboards.yml
の{namespace-id}
をご自身のCanvasのネームスペースIDに書き換えます。(IDはノードを何を選択していないときに表示されます。) - SideApp「opensearch」の
/usr/share/opensearch/config/opensearch.yml
の{cluster-name}
を利用している環境のクラスタ名に書き換えます。(クラスタ名はStudioのURLから取得できますs:app.{cluster-name}.studio.exabase.ai/
)
- SideApp「Opensearch Dashboard」の
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Output
- OpenSearch Dashboardが使えるようになり、データの可視化や分析ができるようになる。
利用方法
単体での動作確認
- テンプレート動作に従い、環境変数とInjectionファイルを設定。
- デプロイボタンを押す。
- サンプルデータをOpensearchクラスタにPostする。
- エンドポイント「/opensearch-dashboard」からアプリを開き、画面右側のDev Toolを選択する。
- 画面からOpensearchに下記のクエリを実行し、サンプルデータを送信する(index_nameは任意)。
POST /{index_name}/_doc
{
"title": "Opensearch dashboard test",
"content": "This is the content from opensearch dashboard",
"timestamp": "2024-04-09T15:00:00"
}
- サンプルデータをOpensearch Dashboardから表示する。
- エンドポイント「/opensearch-dashboard」にアクセスし、サイドバーから"Discover" を選択する。
- "Create index pattern"を選択し、3-iiで設定したindex_nameを入力して、該当するものを選択する。
- Discoverページに戻るとサンプルデータが表示される。
関連情報
- OpenSearch
- OpenSearch:検索エンジンおよび分析プラットフォームで、大量のデータの収集、検索、分析を高速に行うことができる。
- OpenSearch Dashboards:OpenSearchに収集されたデータを視覚化するためのツールで、データの可視化、インタラクティブなダッシュボードの作成、およびデータの分析結果のプレゼンテーションといった機能がある。
- 公式ドキュメント