Entity APIクライアント
GUIからCanvas上のEntityに対してデータの入出力をテストするツールです。Entityに値を入力し、APIリクエストを送信することで、結果を確認できます。
想定ユーザー
Entityの使い方をマスターしたい、または使用したいStudio利用者。
このtemplateを用いることで、entityにGUIからデータやファイルをアップロードすることができます。
※ Studio入門編
紹介動画
概要
テンプレート動作
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入力
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環境変数で用意された、以下
環境変数 内容 備考 DATA_ENTITY_ID_LIST データのEntity ID ex) data-ent FILE_ENTITY_ID_LIST ファイルのEntity ID ex) file-ent LAYER_DATA_ENTITY_ID_LIST レイヤー化されたデータのEntity ID ex) layer-data LAYER_FILE_ENTITY_ID_LIST レイヤー化されたファイルのEntity ID ex) layer-file ALL_ENTITY_ID_LIST CanvasにあるすべてのEntity ID ex) data-ent,file-ent,layer-data,layer-file LAYER_ALL_ENTITY_ID_LIST レイヤー化されたすべてのEntity ID ex) layer-data,layer-file -
Injection機能による初期設定
- Injectionに追加している各jsonファイルの中身を編集することで対応する各ページの表示を変更することができる。
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Output
- Entityにデータやファイルへの参照を保持させたり、保持しているデータやファイルを確認することができる。これにより、functionへの入出力や、特定の条件が満たされたときに自動的に動作する仕組み(trigger)を設定できる。
利用方法
単体での動作確認
- テンプレート動作に従い、環境変数を設定。
- デプロイボタンを押す。
/streamlit-api
のエンドポイントにアクセスする。- POST Request (エンティティにWriteを行う。)
左側のサイドバーからpost request
を選択。- Data
- Data uploadを選択。
- "Write data to post to an entity"にpostしたいデータを入力。
- "Upload Data"をクリックする。
- File
- File uploadを選択。
- "Browse files"をクリックし、postしたいファイルを選択。
- "Upload File"をクリックする。
- 複数のData(レイヤー化されたデータ)
- Data upload (layered)を選択。
- "Insert layer ID"に任意のlayer-idを設定。
- "Write data to post to an entity"にpostしたいデータを入力。
- "Upload Data"をクリックする。
- 複数のFile(レイヤー化されたデータ)
- File upload (layered)を選択。
- "Insert layer ID"に任意のlayer-idを設定。
- "Browse files"をクリックし、postしたいファイルを選択。
- "Upload File"をクリックする。
- subscription
- subscriptionタブを選択
- 過去にpostしたリクエストのentity IDとlayer IDを設定。
- "Subscribe to Entity"をクリックする。
- 指定したリクエストの情報を取得することができる。
- Data
- GET Request (エンティティにReadを行う。)
左側のサイドバーからget request
を選択。- Data
- Get Dataを選択。
- "Get Data"をクリックすると過去にpostしたdataが取得できる。
- File
- Get Fileを選択。
- "Get File data"をクリックする。
- "Download File"をクリックするとファイルがダウンロードされる。
- 複数のData(レイヤー化されたデータ)
- Get Data (layered)を選択。
- "Layer ID"に過去にデータをpostした際のlayer IDを設定。
- "Get Data"をクリックすると指定したlayer IDのdataが取得できる。
- 複数のFile(レイヤー化されたデータ)
- Get File (layered)を選択。
- "Entity ID"は
layer-file
を選択。 - "Layer ID"に過去にファイルをpostした際のlayer IDを設定。
- "Retrieve file data"をクリックする。
- "Download File"をクリックすると指定したlayer IDのファイルがダウンロードされる。
- すべてのレイヤー化されたエンティティのLayer IDを確認する。
- Get all layer id in entityを選択。
- "Entity ID"にDataのLayer IDを確認したい場合は
layer-data
を、FileのLayer IDを確認したい場合はlayer-file
を設定。 - "Get Layer ID"をクリックすると、過去にlayeredにpostした、すべてのデータやファイルのLayer IDが表示される。
- Data
- DELETE Request
- あるentityのすべてのデータまたはファイルを削除する。
- Delete all layer in an entityを選択。
- "Delete all layer"に削除したいentity IDを選択する。
- "Delete all layer"をクリックすると指定したentity IDのすべてのデータが削除される。
- 特定のレイヤーのデータまたはファイルを削除する。
- Delete specific layerを選択。
- "Entity ID"にデータを削除したい場合は
layer-data
を、Fileを削除したい場合はlayer-file
を設定。 - "Layer ID"に削除したいデータまたはファイルのlayer IDを設定。
- "Delete specific layer"をクリックすると指定したデータまたはファイルが削除される。
- あるentityのすべてのデータまたはファイルを削除する。
他のアセットとの連携
- このtemplateを用いることで、entityを用いるアプリケーションを開発する際に、entityへのデータやファイルのアップロードをGUIから行うことが可能になります。
- 方法は以下の通りです。
- こちらのtemplateをコピー&ペーストをして配置する。
- 使用したいentityにtriggerやfunctionを繋げる。
- 上記の手順により、GUIからアップロードしたデータやファイルを用いて、functionの入力やtriggerの設定に利用できます。
関連情報
- Entity
- ref)
https://docs.<cluster_name>.studio.exabase.ai/docs/references/components/entity
<cluster_name>
は、お使いの環境を指定する文字列が入ります。担当者に確認してください。
- ref)